FFMPEG Launcherとあかねキャプチャー2とAmaRecTVを使ったニコ生

実際にはあとSCFHとVAM(VirtualAudioMixer)を使います。ローカル録画して確認してみたのですが、もしかしたら音声がたまにぷつぷつするかもしれません。
前回までの記事で、とりあえずFFMLとSCFHは使えるものとします(AAC+は使えなくても良い)。ぼくはシーン切り替えが便利なのでXSplitを併用していますが、XSplit無料版はロゴが入るため、XSplitを契約していない人は別途ビデオソースが必要でした。(ロゴが入っても構わない人除く)
あと、USBヘッドセットを使っているかステレオミキサーが無いかでXSplitなどの仮想ステミキに頼っている人もこの記事で多分どうにかなります。どうにかなるってのは語弊があるけど。そういう場合はどのみち仮想ステミキ使うので。

※7/26追記:ハードウェアなステミキを使っている等の場合、下図でVAMとそれを置換してください

※8/17追記:VAMは遅延があるっぽいので、アマミキ使ったほうが良さそうです

まず

ソフトをインストール等する前に、自分はどちらにあてはまるか考えてください。答えによっては1作業減ります。

  • キャプチャーボードを使ってPS3WiiXBOX360等のゲームをプレイするタイプのニコ生をやりますか

やる人は1番から、やらない人は2番へ飛んでください。
目標は下図みたいになります。キャプボ使わない人は、ゲーム機・キャプボ・あかねキャプチャ2を取り除いて考えてください。

1.キャプボ使う人向け:あかねキャプチャー2のインストールと設定

公式wiki読んでDLして適当な場所に解凍します。適当な場所といってもデスクトップとかそういう意味では無いので。
起動したら画面を右クリックしてプロファイル→プロファイル登録をします。DC-HD1みたいなHDMID端子の二系統があって、端子毎にキャプチャ設定が違う場合に便利です。設定項目はキャプボ毎に違うので他のキャプチャソフトでの設定を参考にしてください。プロファイルが正常に設定出来ていれば、メイン画面を右クリックして再生をぽちります。どうにかしてあかねキャプチャー2がゲームの映像も音声もプレビュー出来る状態にします。AmaRecTV使ってた人なら出来ると思います。

2.VAMのインストール

VAM公式サイトからDLして適当な場所に解凍。現在zip版しか配布されていないので、中に入っているinstall.batを実行してインストール。

3.AmaRecTVとAmaRecTV Liveのインストール

AmaRecTV公式サイトからAmaRecTVをダウンロードして適当な場所に解凍します。AMVビデオコーデックもインストールします。
amarectvのフォルダの中に、live_setup115b.exeみたいなのがあるので実行してLive機能をインストール。115bの部分は違うかも知れません。

4.いろいろ設定

AmaRecTVを起動する。起動しなかったりした場合は公式サイトのFAQを読んでね。起動したらメイン画面を右クリックしてミュートにした後、設定。
グラフ1タブで、ビデオキャプチャバイスにSCFH DSFを選びデバイス設定→上から順に640, 360, 30にする。
次にオーディオキャプチャデバイスでVirtual Audio Mixerを選択し、オーディオデバイス設定をぽちるか、。サウンドバイス一覧から、さっきの図と自分の環境を考えて、ミックスしたいデバイスを選んでください。一例ですが、ステミキ無い人なら使ってるマイクと使ってるスピーカーを選びます。例えば[マイク(Realtek〜〜)]ってやつと[スピーカー(Realtek〜〜)]ってやつ。ここの表記はWindowsの再生デバイスとか録音デバイスで表示されるものと同じなので、右側真ん中あたりの再生デバイスとか録音デバイスをぽちって、音を鳴らしたりマイクに入力しながら使うデバイスを決めたら良いと思います。USBヘッドセットを使っている人は(ぼくは使っていないのでどう表示されるか分かりませんが、とりあえず)USBヘッドセットみたいなことが書いてあって、その形式が録音て書いてある方にチェックを付けます。いずれも、[再生デバイスへ出力しない]を選んでください。OKで閉じ、グラフ3(ライブ)タブへ移ってください。
下部に有る[ライブ機能を使う]にチェックを付けてください。ビデオ設定は30fps、640*360にしてOK。
SCFHを起動し、amarecTV.exeを選んでOK。SCFHのDrag here.からキャプチャしたいウィンドウにドラッグして離せば、離した所を含むウィンドウがキャプチャされる。この辺は適当に試してください。あかねキャプチャー2のウィンドウ上で離せばそれがキャプチャされるし、PCゲーのウィンドウの上で離せばそれがキャプチャされます。

4.FFMLの設定

FFMPEG Launcherを起動します。映像デバイスにAmaRec Video Capture、音声デバイスにAmaRec Audio Captureを指定する。モードを録画に変更して、ちゃんと映像と音声が来ているかローカル録画して確かめてみましょう。

まとめ

  1. キャプボ配信する人は、あかねキャプチャー2起動
  2. AmaRecTVを起動
  3. SCFHを起動、amarecTV.exeを選択
  4. VAM_GUI.exeを起動して、amarecTV.exeを選択、設定を確認してOK。多分しなくても良い
  5. FFMPEG Launcherを起動して設定の確認
  6. FMEautomator使うなりして枠取り、配信開始ヾ(゚д゚)ノ゙

これで出来るとおもふ。
ここまでやって、「あれもしかしてVAMって一回プロセス名に対して設定してしまえばプロセス選択しなくてもミックスしてくれるんじゃね?」って思ったら案の定で、一度FFMLで録画中にVAM_GUI.exe起動してffmpeg.exeに対して設定してしまえばそれでおkだった。→音声に関してはAmaRec Audio Capture使わなくて良い。どっちでもお好きな方を。

[追記]配信中はAmaRecTVは最小化して構いません。この方法ではAmaRecTVは、FMLEやXSplitやNLEで言うところのプレビュー画面に過ぎません。